寿司屋の記念品の栓抜きです。
片面には騎士、ライオン、城の模様が刻まれています。
もう片面には、「かっぱ寿し 新潟白山駅」という文字と電話番号が記されています。

入手した時点で文字が消えかかっていたのですが、錆落としの作業によりさらに見えなくなってしまいました。
「かっぱ寿し」という文字が入っていることが、この栓抜きの大きな魅力なので、錆落としをしなければよかったと後悔しています。

3枚目の写真では、うっすらと「かっぱ」という文字を確認することができます。
4枚目の写真では、入手時に確認できた文字のイメージを再現しています。

なお、この「かっぱ寿し」は、回転寿司チェーン「かっぱ寿司」とは無関係の寿司屋で、現在は営業していないようです。
白山駅は新潟県新潟市中央区白山浦二丁目にある東日本旅客鉄道（JR東日本）越後線の駅なので、この周辺にあった寿司屋と思われます。

市内局番の表示が「31」「66」と2桁なので、新潟市の市外局番が「0252」や「0253」の4桁だった時期の栓抜きのようです。
新潟市の市外局番が「025」の3桁に変わったのは1986年（昭和61年）なので、それ以前の時期と考えられます。